2011年06月01日

<教会暦と典礼色>

・教会暦 教会には、独自の暦があります。教会暦と呼ばれるもので、毎年循環する自然暦の中に、神の歴史の出来事を配置したものです。教会暦を覚えつつ日を過ごすなら、聖書に記された出来事を1年がかりでたどり直すことになるのです。その教会暦の1年の始まりは、待降節・アドベント(クリスマスの4週間前)です。教会の三大祝祭日は、降誕祭(クリスマス・12月25日)、イースター(復活祭・春分の日の後の満月の次の主日)、聖霊降臨祭(ペンテコステ・イースターの後50日目)です。

・典礼色 教会暦の各期節には、それぞれが色であらわされます。それらの時の意味を象徴するために、これらの色が用いられてきました。聖壇の説教台の垂布(パラメント)の色が、それぞれの期節で変わります。代表的な期節と色は次の通りです。

待降節(アドベント)     「紫」待望、尊厳、悔い改め 
降誕祭(クリスマス)〜降誕節 「白」栄光、勝利、祝福、純潔
公現節            「緑」いのち、成長、平和
受難節(レント)       「紫」
聖金曜日           「黒」闇、死、悲しみ
復活祭(イースター)〜復活節 「白」
聖霊降臨祭(ペンテコステ)  「赤」炎、殉教、教会
三位一体祭          「白」
三位一体節          「緑」
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