2020年01月05日

2020年主題聖句説教 『信頼しきって、真心から神に近づこうではありませんか」

2020年1月1日の礼拝
相模原教会牧師 辻川篤
ヘブライ人への手紙10章19〜25節(22節)
それで、兄弟たち、わたしたちは、イエスの血によって聖所に入れると確信しています。イエスは、垂れ幕、つまり、御自分の肉を通って、新しい生きた道をわたしたちのために開いてくださったのです。更に、わたしたちには神の家を支配する偉大な祭司がおられるのですから、心は清められて、良心のとがめはなくなり、体は清い水で洗われています。信頼しきって、真心から神に近づこうではありませんか。約束してくださったのは真実な方なのですから、公に言い表した希望を揺るがぬようしっかり保ちましょう。互いに愛と善行に励むように心がけ、ある人たちの習慣に倣って集会を怠ったりせず、むしろ励まし合いましょう。かの日が近づいているのをあなたがたは知っているのですから、ますます励まし合おうではありませんか。

 今朝の19節から25節まで、15行あるこの文章は「神に近づこう」、この一言に集約されます。

 私どもは「神は共に居てくださる」と、そこに励まされて生きています。だからこそ苦難の日に「どうしてこんなに辛いことが続くの? 神様、あなたは今どこにおられるのですか」という叫び声をあげることが起こるのだと思うのです。「神を見失う」というのは、実は信仰者の叫びなのではないですか。

 そういう私どもに、たとえ私どもが神を見失う時にも、私どもが神に近づける道があると、御声が届けられたのです。19節、「イエスの血によって聖所に入れる」と。それを聞いてすぐに、その血潮は、イエス様が十字架に釘付けされた時に流れた血潮だと気付くのではないですか。私どもは本来、神様の言葉を一つも聞かずに、自分が神だと生きて来たのです。そういう私どもなのに、再び神様の前に出て、「私の愛する子よ」と言ってもらえる者となれる、その道をただ一人イエス様が開いてくださったのだと、聖書は知らせて来たのです。イエス様は、あの十字架の上から、罪人向かって言われるのです「私が、あなたのための道を造ったから。この十字架の道を通って、神の前に近づきなさい」と。

 キリスト者たちが礼拝した場所は、普通の民家でした。誰もが、十字架の下で、神と出会う時と場所を得たのです。自分で持っている誠実さとか、信心の強さとか、そういうものによらず、イエス様が「神に近づこう、私が用意した道においで」と呼び掛けて下さる御言葉に捉えられるなら。唯その時、罪人が、至聖所に入るのです。それが教会なのです。

 だから皆さん、礼拝に帰って来て下さい。礼拝という場で、身動きできない心を抱えて、じっと座っているだけでも良いんです。その時でもここが神と出会える場所なんです。本当に神様と会えると、信じて、ここに帰って来て下さい。
posted by 相模原教会ウェブページ管理委員会 at 17:06| 主日説教要約