2019年04月21日

イースター説教 『イエスが行く手に立っていた』

2019年4月21日(復活祭・イースター)
相模原教会牧師 辻川篤
マタイによる福音書28章5〜10節
天使は婦人たちに言った。「恐れることはない。十字架につけられたイエスを捜しているのだろうが、あの方は、ここにはおられない。かねて言われていたとおり、復活なさったのだ。さあ、遺体の置いてあった場所を見なさい。それから、急いで行って弟子たちにこう告げなさい。『あの方は死者の中から復活された。そして、あなたがたより先にガリラヤに行かれる。そこでお目にかかれる。』確かに、あなたがたに伝えました。」婦人たちは、恐れながらも大いに喜び、急いで墓を立ち去り、弟子たちに知らせるために走って行った。すると、イエスが行く手に立っていて、「おはよう」と言われたので、婦人たちは近寄り、イエスの足を抱き、その前にひれ伏した。イエスは言われた。「恐れることはない。行って、わたしの兄弟たちにガリラヤへ行くように言いなさい。そこでわたしに会うことになる。」


 主イエスご復活の知らせを、墓の前で天使から聞いたマリアたち。その知らせを弟子たちにも伝えるために走り出したのです。その時の思いを一言で「恐れながらも大いに喜び」と伝えていました。それは半信半疑だからです。喜びたい思いはあります。でもご復活の知らせを喜びたいという信仰と、死には抗えないのではないのかという疑いと、片方ずつに、片足ずつで立っている。片足信仰なんです。だから半分信じて、でも半分疑っている。彼女たちは、自分がつくり出す現実に片足を絡まれながら、神が招く喜びに片足をそっと入れながら、もつれつつ走っていたのです。

 その道の途上で、でありました、9節「イエスが行く手に立っていた」のです。それは、半分自分の現実主義に足を取られ、でも半分喜びたいと望みつつ走る、そのもつれつつ走る道のど真ん中でということです。それもこの「行く手に立っていた」という言葉は、本来は「出会う」という意味の言葉で、つまりイエス様は、マリアたちがもつれる足で走る道の途上で、ここで出会わなければならないんだと、待っていて下さったということです。先回りして、マリアたちをここで受け止めようとしていて下さったのです。そのようにしてマリアたちの歩みの行く手に、主が立っていて下さったのです。

 そこでイエス様は、日常の挨拶言葉で「おはよう」と言われます。まるで普段着の「おはよう」で、「私はあなたの日常生活の中に、復活して立っているんだ、死に勝利したのだ」とマリアたちに悟らせたのです。私どもも生活の中で、死への恐怖に何度も襲われるでしょう。でもその道でご復活のイエス様は、必ず出会わねばならないというようにして、私どもの行く手に立っていて下さるのです。そこであなたに出会って「おはよう。喜べ」と語り掛けて下さるためにです。だから安心してイースターの喜びの礼拝から、日常の生活へと出て行こうではありませんか。
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2019年4月21日の礼拝

〇この日は、復活祭(イースター)です。
〇朝7時から、早天祈祷会が礼拝堂で行われます。どなたでもご出席ください。
〇午前10時30分から復活祭記念礼拝が行われます。礼拝説教「イエスが行く手に立っていた」、マタイによる福音書28章5〜10節、辻川篤牧師。讃美歌148、聖歌隊<よろずの民、よろこべや>151、288。交読詩編30編2〜6節。
〇祝会後、墓前礼拝が有志により教会墓地で行われます。

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2019年 イースター(復活祭)礼拝のご案内

イースター(復活祭)礼拝が下記の日程にて行われます。
ぜひ、どなたでもお越しください。
事前の申し込みなどは必要ありません。

2019年04月21日(日)午前10時30分より イースター(復活祭)礼拝

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